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『ストップ!! ひばりくん!』は、江口寿史による日本の漫画作品。 長期の中断を経て、27年かけて完結した〔Pen2015年 8/1 号 2015/7/15発売〕。 == 概要 == 『週刊少年ジャンプ』(WJ、集英社)誌上において1981年(昭和56年)45号から 1983年(昭和58年)51号まで多くの休載を挟みながら連載。休載の多さにより約2年強の連載期間ながら、全49話と1年分にも満たない。「ひのまる劇場」の次に当たる江口3作目となる連載作品であり、江口が『WJ』で連載した最後の作品。また江口が連載を放棄してそのまま未完となっている最初の作品であった〔斎藤宣彦+横井周子「江口寿史全漫画単行本解題」『[総集編]江口寿史』186頁〕。単行本はジャンプ・コミックス(JC)より全4巻。1983年には東映動画によりアニメ化もされた江口の代表作の一つであり、後に完全版・文庫版・廉価版と様々な形で再版されている(詳細は#書誌情報参照)。また2005年には『江口寿史 JUMP WORKS』の1巻としてCD-ROMの付録などを付けた総集編が発売されている。 母との死別をきっかけとしてヤクザの大空組に世話になる事となった高校生坂本耕作と、事実を知らなければ美少女としか見えない大空組の長男大空ひばりを中心とした日常生活を描く。当時、少年誌でラブコメディが全盛を誇っている事を憂いた江口がラブコメのヒロインを「女装した男の子」にする事によってギャグとし、ちゃかす事によってラブコメのアンチテーゼとして描いたギャグ漫画〔江口寿史「文庫版あとがき」『「エイジ」』発行:ホーム社・発売:集英社〈ホーム社漫画文庫〉2004年2月23日初版発行 ISBN 9784834272918、277頁 印南敦史「新 家の履歴書」『週刊文春 2007年12月13日号』114頁〕〔「江口寿史先生インタビュー」『江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップ!! ひばりくん!』308頁〕〔「リアルワインガイドインタヴュー」『リアルワインガイド VOL.19』115頁〕で、タイトルは関谷ひさしの『ストップ! にいちゃん』に由来する〔やまだないと×えぐちひさし「「時間ですよ」みたいな漫画が描きたい」『[総集編]江口寿史』156頁〕。 当初はオカマキャラを前面に出したギャグ漫画として考えていたが、ひばりくんを可愛く描けば描く程ギャグとなる事に気付き〔、出来る限りの可愛さでひばりくんを描くようになる〔江口寿史「マンガで子供のやわらかい頭をかきまわしたい」『マンガの道 - 私はなぜマンガ家になったのか』94・95頁〕。こうした「オカマの面白さ」を扱った作品として、後に「BREAK DOWN」〔江口寿史「BREAK DOWN」『江口寿史の爆発ディナーショー』双葉社 1991年7月1日 ISBN 4575281123、69 - 72頁〕等を描いている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストップ!! ひばりくん!」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Stop!! Hibari-kun! 」があります。 スポンサード リンク
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